こんにちは。居宅介護支援事業所ハートヒルかわげです。
3月も残すところあとわずか。窓から見える景色も少しずつ春の色を帯びてきました。
この季節は私たちにとっても別れと出会いが交差する特別な時期です。
先日あるご利用者様が、4月から遠く離れた地へと旅立つお孫様への想いを静かに語ってくださいました。
お孫様は社会人としての第一歩を踏み出し、1年間の研修生活に入るそうです。
その間、ほとんど帰省することができないと聞き寂しさを隠せません。
新しい世界へ羽ばたいていくお孫様の背中は誇らしく、頼もしく思う反面、ふと「自分もそれだけ年を重ねたんだな」と、自身の老いを鏡に映すようにも感じてしまう……。
それは大切に慈しんできたからこそ溢れ出す、嘘のないとても美しい愛情のかたちなんだと感じました。
「1年なんて、きっとあっという間ですよ」そうお伝えすると少し寂しそうに、でも確かな期待を込めて頷いてくださいました。
私たちはその「あっという間の1年」をご利用者様が健やかに、笑顔で過ごせるよう支え続ける存在でありたいと強く思います。
1年後、一回り大きくなって帰ってくるお孫様に「元気にしていたよ」と最高の笑顔で再会できるように。
柔らかい春の空気を感じる空の下、新しい門出を迎えるすべてのご家族に、心からのエールを贈ります。

