AIは「効率化」のためだけにある? 

ハートヒルが考えるケアマネジメントと「伴歩(ぽ)者」の姿

こんにちは。居宅介護支援事業所ハートヒルかわげです。

最近はニュースや新聞で「AI(人工知能)」という言葉を目にしない日はありません。

介護業界でもDX(デジタルトランスフォーメーション)化が進み、私たちの事業所でもAIをケアマネジメントに取り入れる試みを始めています。

これからケアマネジャーを目指そうと考えている方には「AIに頼ることで利用者の心に寄り添えるの?」「いつかAIに仕事を取って代わられるのでは?」といった疑問を感じている方もおられるのではないでしょうか。

今回はなぜAIを活用するのか、そしてこれからの時代に求められる「ケアマネジャーの役割」についてお話ししたいと思います。

「AIを活用するたった一つの理由」

私たちがAIを取り入れる理由はとてもシンプルです。それは「ご利用者様やご家族様と向き合う時間をもっと大切にしたいから」

ケアマネジャーの仕事は多岐に渡ります。日々の支援記録、膨大な書類作成など、どうしてもパソコンに向かう時間が長くなるのが現状です。

しかしAIに情報の整理や事務作業のサポートを任せることで、私たちはデスクを離れる時間を作ることができます。

そして空いた時間でまたご利用者様のもとへ足を運び、小さな変化に気付く…。

そんな「人にしかできない時間」を増やすために私たちはテクノロジーの力を借ります。

AIは膨大なデータの中から瞬時に「統計的な最適解」を導き出します。それは非常に便利なものですが、私たちはAIが出した答えをそのまま採用することはありません。

人生の岐路に立ち、迷い、葛藤しながら進むご利用者様の歩みには、効率だけでは語れない「意味(価値)」があり、ご利用者様と一緒にその意味を考えて、伴に歩むのが私たちケアマネジャーの存在意義です。

「これからケアマネジャーを目指す方へ」

AIは暗い夜道の先を見えやすくしてくれる「灯(あかり)」のような存在です。そしてその灯に「心」を込めるのは、他でもない私たちです。

変化の速い今の時代は、これまでケアマネジャーの代名詞として使われてきた「伴走者」という言葉よりもAIを使いこなし、ご利用者様と伴に歩調を合わせて着実に歩を進める「伴歩(ぽ)者」という存在が必要なのかもしれません。

AIという灯を携えて、ご利用者様の今や未来を照らし続ける「伴歩者」として私たちと一緒に歩んでいきませんか?