こんにちは。居宅介護支援事業所ハートヒルかわげです。
ご自宅の玄関を開けると、ぱっと明るく色鮮やかなたくさんの作品たちが温かく迎えてくれます。
今回、サムネイル写真でご紹介させていただいたのは、私がケアマネジャーとして訪問させて頂いている92歳になる女性が作られた手芸作品です。
1つひとつの作品ごとに、その色合いや形が本当に綺麗でかわいらしく、訪問する度に素敵な展示会に迷い込んだような、ワクワクした気持ちにさせていただけます。
それもそのはず、実は過去に本物の作品展を開かれたことがあるほどの素晴らしい腕前なのです。
そして私が驚いたのは、手芸を始められたのが「70歳」の頃だということ。
そこからなんと独学で15年ほど、コツコツと情熱を注ぎ続けて数々の作品を生み出されてきました。
とても独学とは思えないクオリティと作品から溢れ出るエネルギーに、私はいつも時間を忘れて見入ってしまいます。
年齢を理由にせず「好き」なことに夢中になれることの強さ―。
そして、何歳からでも新しいことに挑戦し、形にできるバイタリティには私自身、いつもたくさんの刺激と元気をいただいています。
現在、作品づくり自体はお休みされていますが、その創作意欲と手先の器用さは健在です。
通われているデイサービスでは、塗り絵や折り紙に精力的に取り組まれており、その仕上がりもやはり見事なもので「昔から器用だったのよ」と、はにかみながら話してくださる姿が本当に素敵で印象的です。
玄関にずらりと並ぶ作品たちは、これまで人生で紡いでこられた「好き」と「努力」がぎゅっと詰まった、世界にたったひとつだけの宝物です。
私たちケアマネジャーは、ご利用者様の生活の困りごとを解決するだけではなく、これまで歩んでこられた人生の軌跡や心の内に秘めたエネルギーに触れて、それをこれからも続けていけるようにお手伝いをさせていただくことでもある、と改めて実感します。
「もう歳だから……」と諦めてしまうのではなく、人間はいくつになっても輝ける場所があり感動を生み出すことだってできる―。
この素晴らしいご利用者様のバイタリティが、ブログを読んでくださっている皆さまへ、そして新しい一歩を踏み出そうとしている誰かの心に届けられたら幸いです。

