ケアマネ日記③ 多職種から頼られるケアマネジャー ~その役割と魅力~

こんにちは。居宅介護支援事業所ハートヒルかわげです。

先日、地域で開催された「多職種連携研修会」に参加してきました。この研修会には、施設の介護士、生活相談員、ヘルパー事業所や訪問看護ステーションの看護師など介護に従事する方々をはじめ、病院やクリニックの医師、医療ソーシャルワーカー、薬剤師、管理栄養士、リハビリ職の方々など多様な医療専門職が一堂に会します。さらに市役所の介護保険課をはじめ行政の立場から地域を支える方々も参加されています。

医療・介護・行政、それぞれの立場の人が同じ場に集まり顔を合わせて話をする。このこと自体が地域で暮らす方を支えていく上で本当に大切なことだと感じています。

仕事終わりに180名以上が集まる理由

研修会は18時30分から2時間。仕事を終えてちょうど一日の疲れが出てくる時間帯です。それにもかかわらず会場には毎回180〜200名ほどの方が集まります。その内ケアマネジャーも約50名が参加しています。

「もっと良い支援をするために学びたい」「他の職種の視点や考え方を知りたい」「日頃から顔の見える関係を作っておきたい」

そんな熱い思いを持って地域の医療・介護関係者が集まっています。

参加する度に「この地域には利用者様の生活をより良く支えたいと思う熱心な専門職がたくさんいるんだ」と実感し、身が引き締まる思いになります。

「ケアマネさんに相談すればいい」と言っていただける時代へ

介護保険制度が始まった頃にはケアマネジャーという存在は今ほど認知されていませんでした。私自身、主治医の先生にご挨拶に伺っても、医療と介護の情報交換がスムーズにいかないもどかしさを感じることもありました。

それが今では「ケアマネさんに相談すればいい」「ケアマネがいないと困る」と言っていただける機会が格段に増えたと感じています。

今回の研修会でも「ケアマネジャーが地域の中核になる」という言葉がありました。誇らしく嬉しい気持ちになる一方で「それだけ大切な役割を担っているのだ」と改めてその責任の重さを実感しています。

ケアマネジャーは「人や専門職をつなぐ」プロフェッショナル

ケアマネジャーは直接的な医療行為を行ったり、直接介護サービスを提供したりするわけではありません。それでも利用者様の生活を支える上で欠かせない存在です。

「どのような生活を望んでいるのか」「何に困っているのか」「何を大切にしているのか」

ご本人やご家族の思いを丁寧に聴き取り、必要な支援を考え、医療・介護・行政などさまざまな関係機関へとつないでいきます。

専門職の方々にはそれぞれの視点や専門性があり、行政にも制度で支える大切な役割があります。ケアマネジャーはそれら個々の力を引き出し「その人らしい生活」という一つの方向に向かってチームで支えていく調整役です。

時には、誰にも言えなかった本音を受け止めることもあります。すぐに答えが出ない課題もありますが、寄り添い、一緒に考え、必要な支援へとつないでいく。それも私たちの重要な役割です。

ケアマネジャーが中核になるということは、すべての責任を一人で抱え込むことではありません。むしろ一人ではできないことを多くの専門職と一緒に実現していくことなのだと思います。

利用者様の生活を中心に置き、各専門職の力を集約する。ご本人の思いをチームに伝え、チームの力を再び生活の場へと還していく。

この循環を生み出す役割があるからこそ、多職種から「まずケアマネジャーに相談しよう」と頼っていただけるのだと感じます。

先輩ケアマネジャーたちが積み重ねてきてくれた信頼があるからこそ、今の私たちの立ち位置があります。

ケアマネジャーの魅力とは

ケアマネジャーは大きな責任を伴う仕事です。悩むことも、難しいケースに直面することもあります。自分一人では解決できない壁にぶつかることも少なくありません。だからこそ、地域の中にある多様な専門職とつながり、チームで考えることが大切になります。

そして何より、この仕事には「人の人生に深く関わり、その人らしい生活を支えることができる」という大きなやりがいと魅力があります。

研修会の夜、疲れた顔を見せず真剣に議論し合う地域の仲間たちの姿を見て「ケアマネジャーは本当に必要とされている仕事なんだ」と、たくさんの元気をもらいました。

「人の思いを聴くことが好き」「人と人をつなぐ仕事がしたい」「チームワークを大切にしながら働きたい」

そんな思いをお持ちの方、ぜひ私たちと一緒に働いてみませんか? 責任があるからこそ、大きな達成感と笑顔に出会えるお仕事です。皆様からのご応募・お問い合わせを心よりお待ちしております。